*20240915
 
第1節 対筑波大
2部最強チーム筑波大に、2TD!!。13-25で負けましたが、大きな1歩となりました。

0-0
0-9
0-7
13-9



美しい夜景の激戦.. ラインの活躍が光る、素晴らしいゲーム内容でした。























長谷川総監督
2つのミスが、相手の2TDにつながった。プレッシャーをかけられて出たミスでもあるが、それを跳ね返せるようになるチームに成長しよう。正直、筑波相手に2TDを返したのは
立派だった。反省はあるが、ICUらしく戦えたと思う。



OB/OG様 各位 

 

2024915日(日)、アミノバイタルフィールドにて開催された、2024年度シーズン第1節筑波 大学戦の試合レポートです。 

 

試合詳細

 試合日:2024.09.15 

場所 :アミノバイタルフィールド 

K.O. 17:00 

形式:12分正式、ハーフタイム10 

 

試合結果 

ICU vs 筑波大学 

Q  

Q  

Q  

Q 13 

 

計 1325 

 

<第1クオーター> 

ついに始まった2部で迎える2024年度シーズン。緊張と期待の高まる中、ICUは最初にKCを選 択。#11入山の蹴り放つボールは滑らかな軌道を描き敵陣5ヤードでキャッチされると、すかさ ず#1、2年永井が巧みなタックルでリターンを食い止める。筑波大学は自陣14ヤードからの攻 撃となった。ディフェンスでは#0、3年眞保による3回連続の見事なタックルで、フレッシュ更新を 許さずICUは攻撃権を獲得する。今節最初のオフェンスではランプレーが出たかと思われたが、 惜しくもホールディングの反則を取られてしまい早速ロングシチュエーション1st Down 20からの やり直しとなった。直後のプレーで8ヤードのランプレーを見せ着々と巻き返し、オフェンスターン が終了。続く筑波の攻撃、2nd Downで見せたのは#69、4年大川。機敏な動きでQBを捉え、今 シーズン第一号のQBサックを披露した。その後は筑波に1st Dow更新を一度許してしまうも、# 19、伊藤や#59、加藤らの安定のタックルで順調に攻撃を食い止める。すると続くように#81、 2年松本が素早い判断力でボールキャリア目掛けて巧妙なタックルを仕掛け、そのまま2ヤード を押し返した。春練の成果は目に見えて発揮されているようだ。続いて攻守交代してICUのオフェ ンスが始まる。このオフェンスシリーズでは順調にランプレーを通すもフレッシュ獲得はならず、1 シリーズで攻撃権を私てしまう。すると次の筑波の攻撃最初のパスプレー、筑波大学のQBが放 つボールをキャッチしたのは#59、4年加藤。見事なインターセプトを見せた。ビジターサイドは 一気に湧き上がった。この盛り上がりを続けていけるか期待が高まる中での再びICUのオフェン ス。惜しくもリバースプレーでボールがファンブルしてしまい、10ヤード後退してしまい不安の残 るところで第1クオーターが終了。 

Q ICU - 0筑波大学 

 

<第2クオーター>

 第1クオーターの不安な雰囲気を断ち切れず4th Down40ヤードからのパントキック。#19伊 藤のスナップがQB#11入山の手を外れてしまい、ファンブルによる39ヤードものロスを見せて しまう。攻守交代して筑波大学のオフェンス。先ほどのファンブルの結果筑波大学はエンドゾーン まで残りわずか21ヤードの地点からの攻撃となる。#0眞保、#69大川や#77石田らが安定 したタックルで相手の前進を食い止めるも、3rd Down10のシチュエーションで、見事なランプ レーを決められてしまい筑波大学1回目のタッチダウン。FGも成功により、7点の追加となる。続 いてのICUの攻撃はランプレーを試みたがなかなか思うようにヤードは進まず、フレッシュできず に攻撃権は筑波大学へと渡る。しかし今シーズンのApostlesはここでは終わらず、ディフェンスで 追い上げた。筑波大学の1st Downでは#51川口が機敏な動きでQBサックを見せ、#81、2年 松本も鋭い動体視力でキャリアを捉え、好調な流れを作り出した。この流れを繋ぐかのように、# 23渋川は、次の3rd Downシチュエーションで、見事にパスターゲットの動きを封じ華麗なイン ターセプションを見せた。この勢いをタッチダウンへと繋げたいところだが、続くICUのファーストダ ウン、自陣6ヤードからのランプレー。#11QB入山からボールを受け取った#10、1年笹崎の てからボールが離れてしまいファンブルに。そのままボールはエンドゾーンへと転がり、セイフティ を取られてしまう。順調かと思われた場面で不甲斐なく筑波大学へポイントのチャンスを与えるこ ととなった。しかし気持ちを切り替えてディフェンスシチュエーション。悔しさをバネに怒涛のタック ルを繰り広げるのはまたしても#69大川、#0眞保。眞保はキャリアをすぐさま捉えると、持ち前 のパワーで相手を2ヤード押し返した。その後のパスプレーもうまく抑え込み、フレッシュを獲得さ せないまま攻撃権はICUへと移る。ここで#1、2年永井は今シーズン初となるQBとしての出場。 自身のRBで鍛え上げられた持ち前のカットセンスでQBランを披露し、ロングゲインを連発させ た。2プレー連続で1st Down更新に成功した時点で前半の2minへ入った。その後も筑波大学に 攻撃権を渡すことなくフレッシュを続けていくが、TD獲得はできないままゲームクロックは第2ク オーター終了をつげた。 

Q ICU 0-9 筑波大学 

 

<第3クオーター> 

ハーフタイムで気持ちを高めて挑む第3クオーター、筑波大学のKCで試合は再開された。力強く 蹴り放たれたボールを5ヤード付近でキャッチしたのは#19伊藤、長年のリターナー経験で培っ たスキルを活かし、敵陣40ヤードまで駆け抜ける見事なキックリターンを見せつけた。自陣60 ヤードからのICUの攻撃が始まると、またしてもボールがファンブルしてしまい、12ヤードのロス を許してしまう。その後もフレッシュ更新できず攻守交代する。続いての筑波大学の攻撃では#5 9加藤や#51川口が力強いタックルを決めるも、うまく止め切れずフレッシュ獲得を許してしま う。その後の1st Downエンドゾーンまでの怒り6ヤードからの筑波大学のランプレーで、タッチダ ウンを取られ点差はさらに開いていく。続いてのICUのオフェンスシチュエーションではフォルスス タートの罰則で5ヤード罰退した地点からのシリーズとなり、1st Down更新はならず攻守交代す る。その後、再び攻撃権がICUへと移るとランで着々とヤードを推し進めていった。3rd Down、フ レッシュ獲得まで残り5ヤードのシチュエーションで、#2新井のランプレーが滑らかに通ったと思 われたが、ボールセキュリティーが甘かったか、またもやボールはファンブルし、ボールを取られ てしまう。再び攻撃権が筑波大学に渡り、#30宮内が華麗なパスカットを見せ、筑波大学のパン トプレーが終わったところで第3クオーターが終了。 

Q ICU 0-7 筑波大学 

 

<第4クオーター> 

ついに始まった最終クオーターは、ホールディングに続いてエンドゾーンを超えてしまったパント キックによるセイフティーなど、不調のスタートを切ってしまった。筑波大学はオフェンスシチュ エーションにて次々とヤードを進めていき、ICUは負けじとタックルでくらえつくが、惜しくもタッチダ ウンを再び許してしまう。#19伊藤の安定のキックリターンで切り替え、オフェンスで巻き返しを 測りたいところだ。しかしつづくICUのオフェンス、#入山の放ったボールは筑波大学の手に渡っ てしまい、攻撃権が奪われた。ここで負けてはいられないICU。その意地が見えたのは、筑波大 学の2nd Down、ロング13でのパスシチュエーション。筑波大学のQBの動きに目を光らせていた #23渋川がこの試合2度目のインターセプション。このプレーをきっかけに試合の流れを取り戻 したICU。ここから怒涛の追い上げが始まる。早速の1st Down、ランプレーではおなじみの#1永 井、流石のスキルで25ヤードのロングゲインを見せつけると、その後の2nd Downのシチュエー ションでは、#11入山と#19WR伊藤の見事なコンビネーションで、11ヤードゲインのパスプ レーを成功させた。あっという間にG前シチュエーションへと持ち込んでの1st Dwon、残りはわず か8ヤード。パスを試みるもうまく通らずどうなるかと思われた4th Down、ここで見せたのは#11 入山。スナップされたボールを持ちエンドゾーンまでQBランで駆け抜けた。今試合初のタッチダ ウンを獲得した。FGも成功させ7点が追加される。KCを終え、筑波大学のオフェンス。#81松本 らがパワフルなタックルで相手を押し返すと、続く相手のパスシチュエーション。ここで#59加藤 がインターセプションを決め、再びICUは攻撃権を獲得した。流れに乗ったICUはまたしても#1 永井の勢いあるランプレーで19ヤード進めフレッシュ。続いてQB入山の鋭く放ったボールを目 掛け、全速力で駆け抜けるのは#19伊藤、35ヤードに及ぶロングゲインを成功させ一気に敵 陣20ヤードへと繰り出した。好調な入山は再び華麗なパスを見せつけ#81松本が安定の キャッチを見せる。9ヤードのゲインを見せ、1st Downで残り9ヤードのシチュエーションでは、# 1永井の安定のランで見事タッチダウンに成功。惜しくもFGキックはHポールを外れてしまいここ では6点の追加となる。試合は2minutesへと入ろうとしている中、もう一度タッチダウンを狙いた いところだ。ICUKC、筑波戦に向け何度も練習してきたオンサイドキックを披露。小さく蹴られ たボールを、永井がキャッチ。オンサイ成功で再びICUは攻撃権を獲得した。しかし好調だったパ スは、短い残り時間での緊張からかうまく通らず試合時間46秒を残したところで攻撃権は筑波大 学へ渡ってしまう。筑波大学のオフェンス、相手QBはニーダウンし、試合終了の笛が鳴った。 

Q ICU 13-9 筑波大学 

 

TOTAL ICU 13-25 筑波大学 

 

順調な流れも多い中で、勿体無いミスが目立つ第1節筑波大学戦でした。不甲斐なさも感じます が、筑波大学を相手に12点差で終えられ、今後の試合への期待も高まりました。さらに、不調な 中でもビッグプレーを成功させ、後半でもポジティブな雰囲気を取り戻せた点に関しては、 Apostlesの成長した部分だったと思われます。次節には、昨年度シーズンBIG8で戦っていた専 修大学との試合を控えております。今回見つけた改善点も踏まえ、良い試合をお見せできるよう 精進してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 

 

記録委員 古坂 野乃