注=チームhpには過去のシーズンの試合結果が掲載されています
 
 <2024 全試合詳報>


写真記録


*1110~1208(後半三試合)

*0927~1027(前半三試合)


全プレー詳報記録   記録委員 古坂 野乃

2024128日にICUフィールドにて開催された、第7節 学習院大学戦の試合レポートです。

試合詳細

日時:2024.12.8

場所:学習院大学目白

K.O14:30

形式:12分正式、ハーフタイム10

 

試合結果

ICU vs 学習院 1Q

Q

Q

Q 13

 

20

 

 

<第1クオーター>

ついに迎えた今シーズン最終戦となる学習院大学との戦いは、学習院大学目白のフィールドでの開催だった。学習院にとっても自校での最後の開催となる今節は、両者譲れない戦いとなる。学習院大学のKCにより開始され、最初のドライブでは早速#1QB永井が華麗なQBランを披露 し12ヤードのゲイン。その後はボールファンブルも見られひやっとする場面もありながらICUはパントシチュエーションへ。攻守交代し、学習院の攻撃では#69大川が、パスをしようとするQB素早く捉え、見事7ヤードを押し返すQBサックを決めた。順調なディフェンスで相手にフレッシュ更新させずにICUのオフェンスへ。続くオフェンスは#19伊藤の21ヤードのパスを成功させる。続くように#2、#7RB新井と松浦が華麗に走り抜け順調にファーストダウンを更新していく。直後のドライブは思うように進めることができず、4th Downでパントを選択し、攻撃権が相手に移ったところで第1クオーターが終了する。

Q

ICU   0-0 学習院

 

<第2クオーター>

ICUディフェンスでは#2LB新井が、今期初となるサックを披露。見事にQBを捉え6ヤードを押し返した。相手を4th Down23というロングシチュエーションに追いやり、再びICUのオフェンスが始まる。早速魅せたのは#24、RB加藤。主将の意地を見せ15ヤードのランプレー。#7松浦も4年としての風格を見せつけるように17ヤードのランに成功する。一気にG前4ヤードまで進んだ ICUは4th Downでわずか1ヤードを残した。タッチダウンを狙い、#24加藤のランを押し込もうとしたICUだったが、学習院も点を入れさせるまいと押し返されてしまう。切り替えて流れを取り戻せるかと言った中で学習院のオフェンスへ移る。学習院の攻撃では一度のフレッシュ獲得を許してしまうが、これまで通り力強いタックルを決めていきわずか20ヤードの前進に留める。再び ICUは攻撃権を取り戻すと、自陣40ヤードから怒涛のドライブを始めた。#2、RB新井の11

ヤードのランプレーで早々のファーストダウン獲得。続いて#23渋川への18ヤードに及ぶパスも成功。着々とパスプレーを成功させた、#QB永井のパスの精度の向上が感じられるドライブとなった。エンドゾーンまで残り17ヤードの地点で迎えた2nd Down、タッチダウンを狙いたいとこ


ろだったがゲームクロックは残りわずか11秒となっていた。ここでICUFGキックを選択。強風の影響もあったからか、ここは惜しくもHポールを外れてしまい得点ならず。両者譲らないまま前半が終了する。

 

Q

ICU 0-0 学習院

 

 

<第3クオーター>

両者無得点のまま迎えた後半、流れは掴んだまま進めたい期待と緊張の混ざる中ICUのキックから開始された。最初のディフェンスでは#7松浦、#24加藤、#69大川らの4年生が、安定のパワフルなタックルを連発し、ICU陣20ヤードの地点で攻守交代。ゴールラインまで残り80ヤードの攻撃が始まる。#7RB松浦の安心感のあるランプレーでスムーズにファーストダウンを更新した。直後、今節パスの調子がいい#1QB永井が鋭いボールを投げたかと思えば、うまくDBかわした#30宮内はセンターライン付近でボールをキャッチ、そのままエンドゾーンまで一気に駆け抜けた。大きな歓声の中、67ヤードに及ぶパスプレーでのタッチダウン成功となった。#30宮内の初となるタッチダウンには、来年への期待が膨らんだ。その後のキックを成功させ、7点先取に成功した。ICUの勢いはここでは終わらず、学習院のオフェンス3rd Downのパスシチュエーション、相手のQBが放ったボールを見事捉えたのはICU#23、4年渋川。インターセプト成功によりあっという間に再び攻撃権を取り戻した。一気に敵陣内からの攻撃となったICUは、一瞬でエンドゾーンまで残り8ヤードの地点まで進み、第4クオーターへと突入する。

Q

ICU 7-0 学習院

 

<第4クオーター>

ついに今シーズン最後のクオーターの開始。このクオーターは#1永井のランプレーによるタッチダウンからスタートした。FG成功もあり、さらに7点を獲得したICUは直後のディフェンスで少々流れを学習院にとられてしまう。日が落ちてきたこともあり、フィールドの気温も下がり、選手らの体力も徐々に落ちてきた。学習院はパスを何度も成功させ、ICUディフェンスは翻弄されてしまう。このドライブで学習院大学にタッチダウンを許してしまい、14対7という安心してはいられない状況に。しかしここでは終わらないICU。続くオフェンス一発目で、#7松浦はQBからボールを受け取るとそのまま相手ディでフェンスをすり抜けていき独走する。タッチダウンかと思われたが惜しくも審判の判定はTDまで残り1ヤードだった。エンドゾーン内へのパスを試みるも、#81松本はボールをキャッチしきれず失敗。直後のプレーでは、2回連続のハンドオフフェイクを含んだトリッキーなプレーを試みるも、学習院DBに見事捉えられてしまい-6ヤードのロスゲインとなってしまう。その後もエンドゾーンを狙うことができず14ヤードからの4th Downを迎え、FGキックを選択した。ここは見事成功に終わり、3点を獲得することができた。学習院のオフェンス、自陣28ヤードからのドライブ。もう後がない学習院は、4th Downでパスを試みるが、それを逃さない#51川口が、 QBを捉えサックに成功。敵陣2ヤードからの攻撃権を獲得した。ここで試合時間は残り2分を

切っていた。4年石田のアウトもありどうなるかと思われたがそんな不安を押しのけるように17 ヤードからの4th Downで再びキックに成功し3点を獲得する。最後は学習院のディフェンスで終わるかと思われたが、ここでなんと#1永井がインターセプトに成功。残り15秒のところでICUオフェンスとなり、4年生、25プレイヤーたちはフィールドへと入っていく。最後は、25全員で手を繋ぎゲームクロックに合わせカウントダウン。25らしいシーズンの終わりを迎えた。

Q

ICU 13-7 学習院


TOTAL

ICU 20-7 学習院

 

<最後に>

今回の試合は、結果によって入れ替え戦に響くものではなく消化試合ともできた中で、勝ちにこだわり最後の最後の練習にまで綿密な対策を組んできたということもあり、今シーズンの一部を見据えた強い思いの垣間見えた結果だったといえます。4年生25にとって最後の試合となる今節は下級生の活躍も多く、まるで25を送り出しているかのようにも思われ、引退する私たちとしても次期への期待と安心感を感じる試合でした。今節の試合をもちまして、今シーズンを無事に終了することができたのは、OB/OGの皆様の暖かいご支援があったからと存じます。改めて、2 024年度シーズンもAPOSTLESを支えてくださいましたことに、心より御礼申し上げます。

また、今シーズンも試合レポートをお読みいただき誠にありがとうございました。私自身、この試合レポートを通じてOB/OGの皆様を含むAPOSTLESというチーム、そしてアメフトというスポーツ自体と真摯に向き合うことができたと感じております。少しでも皆様のAPOSTLESへのご理解のお役に立てていれば幸いです。我々25は引退となりますが、来年度シーズンは2部チーム2年目となるチームとして一層強い思いで1部昇格を目指していきます。今後とも、ICU APOSTLESへの暖かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 記録委員 古坂 野乃

 

20241124日にアミノバイタルフィールドにて開催された、2024年度秋シーズン第6節一橋大学戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.11.24

場所  :アミノバイタルフィールド

K.O. 10:00

形式:12分正式、ハーフタイム10分

 

試合結果

ICU vs 拓殖代 Q             

Q      

Q      

Q     13  26

 

 

<第1クオーター>

格上を相手に緊張感が走るアミノバイタルフィールド上で、一橋大学のKCから始まった第6節。順調にリターンをしたICUは、最初の攻撃を始める。2nd Downで早速#0へのパスプレーでフ    レッシュを獲得したかと思えば、直後のプレーで#1QB永井の持ち前の脚力で一瞬にして敵陣まで入り込む24ヤードのQBランを見せつけた。序盤で完全に流れを掴んだICUはそのままGまで推し進める。10ヤードからの2nd Down9、#7松浦にハンドオフされたボールを#0眞保に受け渡す華麗なリバースプレーを成功させ、試合開始4分で見事タッチダウン。先制点を勝ち

取った。続く一橋のオフェンスでは、#81松本の豪快なタックルで相手を抑え、フレッシュ更新させることなくポゼッションはICUへ戻る。その後のオフェンスでは、#1QB永井の放つボールは# 0眞保を目掛け飛んでいったが、惜しくもインターセプトをされてしまうと言った緊張の瞬間があったものの、ICUのディフェンス力が一橋のオフェンスの勢いを上回った。#11入山の、相手陣12ヤードへの見事なパントが蹴られたところで第1クオーターが終了した。

 


 

 

<第2クオーター>


Q

ICU 7-0 一橋大学


順調な滑り出しで2QをむかえたICUの勢いは、まだまだ止まらない。相手のオフェンスから始 まったこのクオーター、#81LB松本や、#0眞保の勢いあるサックのおかげですぐにICUのオフェンスとなる。1ドライブで攻守交代を許してしまうも、すぐさま攻撃権を勝ち取るICU。早速1st

Down、#2新井の素早い動きで相手の穴をすり抜ける動きで一気に14ヤードのゲイン。その後も、#24が加藤らしいパワープレーで相手を跳ね除けると直後のランプレーで再び#2新井のラン。連続でのフレッシュ獲得となった。前半残り1分を切ったところで、#7松浦が21ヤードに及ぶランプレーを繰り広げタッチダウンかと思われたがここは3ヤードを残して新たに1rd Down新。1st Down3の攻撃、#7がQBからボールを受け取り走り出し、ディフェンスラインのタックルに負けるかと思われたが、#71一年OL山内が見事に一橋DLを抑え、松浦はそのままエンド


いキックは不成功。リーグ上位の一橋相手に13点をリードしたまま前半戦は終了する。

 


 

 

<第3クオーター>


Q

ICU 6-0 一橋大学


ICUのキックで始まった今節後半戦は、この日順調のICUディフェンス#81・#77石田らの力強いタックルによってすぐさまICUの攻撃となる。一橋のパントが9ヤードの地点まで飛び、セイフ    ティも危ぶまれたが、自陣11ヤードからの2nd Down9、#1QB永井ボールを持ったまま走り出すと、得意のカットを見せつけ相手ディフェンスを押しのけていき、見事32ヤードのロングゲインに成功。直後のプレーでは反則を取られてしまうも、そんなことでは動じないこの日のICUオフェンスは、次々とランで前進していく。ここは惜しくもハーフライン付近で3rd Downロングのシチュエーションに追いやられ、攻守交代を余儀なくされた。続いての一橋のオフェンスでは、#24加藤や、#69大川・#77石田の4年チームの強力なタックルが繰り広げられたが、一橋に2度のフレッシュ更新を許してしまう。ここでは負けじと相手の4th Downを46ヤード地点に抑え、一橋のパント選択で再び攻撃権がICUに渡る。ここでさらに#1永井が29ヤードのロングQBランを披露したところで3Qが終了。このまま一橋を抑え切れるか、期待と緊張の中第4クオーターへと突入する。

Q

ICU 0-0 一橋大学

 

<第4クオーター>

ついに最後のクオーター、ボールオンは敵陣22ヤードからの1s Down。早速#2新井のランで1 3ヤード前進しフレッシュ獲得。その後のプレーで#0がQB永井からのパスを受け取りそのままタッチダウン。4Q開始3分ほどでの新たな得点となった。FGはまたもや失敗に終わったものの、直後のディフェンスもフレッシュ獲得をさせないままICUの攻撃に移った。その後は両チーム譲らない戦いが続き、試合時間は残り5分を切った。敵陣24ヤードと、ゴールラインも目前となった地点からの攻撃。#10笹崎のランがうまく伸びず3ヤードのロスや、ボールファンブルで肝を冷やす場面も見られたが、#24加藤の安定のランのおかげもありフレッシュ更新。2ミニッツを迎えてのゴールラインまで15ヤードとなった2nd Down。一橋をうまく騙した#1永井のフェイクプレー    で、QBランを決め、見事にタッチダウン。続くFGは成功しさらに7点を獲得した。その後、一橋大学はオフェンスで21ヤードのロングパスを決め、ゴール前7ヤードまで責められてしまうが、続く G前のランプレーで、#51川口が巧みなタックルで相手を食い止めきり、ゲームクロックは試合終了を告げた。見事ICUの勝利となった。

Q

ICU 13-0 一橋大学

 

TOTAL

ICU 26-0 一橋大学

 

 

 

<最後に>

今節は、多くの方々にご来場いただき、多大なるご声援を賜り、試合を進めることができ、心より感謝申し上げます。リーグ内トップを誇る一橋大学との緊張感のある試合となりました今節は、一橋大学を無失点に抑えるという予想以上の結果で終えることができました。一橋大学側の対


思いと十分な対策があったと言えるでしょう。日頃よりチームを支えてくださるOBOGの皆様には、重ねて御礼申し上げます。今節の結果に加え、同日に行われた拓殖大学対学習院大学の結果により、ICU2部残留が確定いたしました。これにより、次節128日に行われる学習院戦が今シーズンの最終試合となります。清々しい勝利を最後にお見せできるよう、わずかではございますが、残りの練習にも励んでまいりますので、引き続き温かいご声援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 記録委員 古坂 野乃

 

OB/OG 各位

 

20241110日にICUフィールドにて開催された、2024年度秋シーズン第5節 拓殖大学戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.11.10

場所  :拓殖大学八王子

K.O. 13:30

形式:12分正式、ハーフタイム10分

 

試合結果

ICU vs 拓殖代 Q             

Q      

Q      

Q       11 1711

 

 

<第1クオーター>

負ければ入れ替え戦の確定がかかった今回の第5節拓殖大学戦は、ICUKCから始まった。 ディフェンス最初のプレーでは早速#30、2年宮内が俊敏な動きで豪快なタックルを披露する。相手をロングシチュエーションのままパントへと追い込み、デイフェンスでの好調な滑り出しとなった。続くICUのオフェンスではランをよく通せたものの、フレッシュ獲得はできずに攻守交代。先ほど同様にうまく拓殖オフェンスを押さえ込んだICUは、相手の4th downでうまくプレッシャーをかけ、50ヤード付近からの攻撃権を獲得。このシリーズで魅せたのは#2RB新井、みるみる1st downをして行きゴールラインまで残りわずか10ヤード付近まで前進する。エンドゾーン目前での rd down、フレッシュ更新が危ぶまれたICUはここでFGの選択。#11入山のキックは見事H

ポールを裂き、3点を獲得する。KC後の拓殖大学の最初のオフェンスプレーを見事5ヤードほど押し返した時点で第1クオーターが終了した。幸先の良い得点先取のクオーターとなった。

 


 

 

<第2クオーター>


Q

ICU 3-11 拓殖大学


第2クオーター最初のオフェンスも時流に乗ったICU。#0眞保や#7松浦のパスで次々とフレッシュを獲得。豪快な攻撃を披露した。続くシリーズは#2新井や#10のランプレーを試みるもうまく拓殖のディフェンスを通り抜けることができなかった。加えてICU側にホールディングの反則を取られてしまい、惜しくも攻守交代となった。しかしここでは終わらないICU。ディフェンスでもうまくプレッシャーをかけ、#81松本や#19伊藤らの力強いタックルを見せつける。しかしここで#19 伊藤にアンスポーツマンライクコンダクトの反則。15ヤードの前進を許してしまう。ここを取り返すべく#19伊藤は再び狙いを定めたタックルを決めた。続くように拓殖大学に前進をさせることなくオフェンスを止めきり、時間は前半2分を切った。続いて迎えたオフェンス、残り1分20秒を切ったところでICUは時計を流し、前半が終了。この調子で後半も試合の流れをつかんでいきたい。

Q


ICU 0-0 拓殖大学

 

<第3クオーター>

拓殖大のKCから始まった後半戦。自陣33ヤードからスタートしたICUの攻撃。最初のシリーズ2 nd down9のシチュエーションで#1QB永井のパスを受け取った#0眞保はそのまま駆け抜け見事19ヤードのゲインに成功した。敵陣44ヤードまで推し進めたところで4th downパントを選択すると、#11入山が見事なパントを魅せ敵陣9ヤード付近でボールが止まった。#69大川が迫力あるタックルを決めると、#0眞保はQBサックでQBを押さえ込んだ。再び#69大川のナイス タックルが繰り広げられ、拓殖大学は4th down パントを選択。ここでリターナー#19伊藤が渾身のリターンを見せ、敵陣25ヤードでボールをキャッチしエンドゾーン目掛けて駆け抜けた。タッチダウン成功かと思われたがここは惜しくも残り5ヤードの判定を受け1st down5からのオフェンスとなった。#2新井のランで残りはわずかインチとなり、続く3rd downで#0眞保がボールを押し込みタッチダウン。FGキックも成功させ7点の追加となった。続く拓殖大学のオフェンスでは再び#0眞保がサックを決め込み相手QBを7ヤードも押し返した。ここに来て拓殖大学も勢いをつけはじめ、このシリーズでは2度のフレッシュ獲得を許してしまう。一気に敵陣15ヤードまで攻め込まれ、負けじと眞保の足を狙ったタックルで拓殖大をロングのシチュエーションへと追いやったところで第3クオーターが終了。

 

Q

ICU 6-0 拓殖大学

 

<第4クオーター>

拓殖大学はエンドゾーンまで残り17ヤードとなり迎えた最後のクオーター。タッチダウンは取られまいとICUディフェンスラインは強力なタックルで相手を止めきり4th downロングで相手をFGキック3点の得点に抑えることができた。その後のICUの攻撃では着々とヤードを進めるものの、連続でのフレッシュ獲得はならず攻撃権を拓殖大へ譲ってしまう。パントはタッチバックとなり80

ヤードを残した地点から拓殖大学のオフェンスがスタート。ここでラッキーなことに拓殖大学側にホールディングの反則が確認され、拓殖大学はさらに10ヤード後退する。2nd down19のシチュエーションでの拓殖大学のパスプレーでは、#81松本が相手のパス目掛けててを伸ばすが、あと一歩のところで届かずインタセプトはならず。しかしその後もうまく拓殖オフェンスを抑え込み ICUは敵陣28ヤードで攻撃権を得る。#2新井のランでヤードが伸び悩んだかと思われたが、続く3rd downでは#1永井のQBランでRBとしての脚力を活かし21ヤードを駆け抜けた。あっとい う間にG前シチュエーション、残りはわずか4ヤード。#1永井からボールを受け取った#0眞保はそのまま左に広く空いたゾーンをすり抜けタッチダウンを獲得した。またしてもFG成功により新たに7点を獲得した。つづくKCでは#11入山の蹴り放ったボールをリターンした拓殖大学を、# 51川口が20ヤード付近で見事に食い止めた。ここで再び#81松本がインターセプトのチャンスに出会うが、またしてもあと一歩で届かず。ここに来て疲れが出たかICUはみるみるパスを通さ れてしまい、気づけば拓殖大学はエンドゾーンを目前としていた。G前ディエンスを止め切ることができずタッチダウンを許してしまい、PATでは2ポイントコンバージョンをした拓殖大学。ここでもパスをうまく通されてしまい拓殖大学はさらに2点を獲得した。ここで拓殖大学はKCオンサイを試みるが、#30宮内が見事にカバー。試合時間が残り1分に迫ったところでICUの敵陣33ヤードからのオフェンス。もう1タッチダウン目指したいところだったが時間も迫りICUはニーダウン。ついに今シーズン初の勝利を手にした。

 

Q

ICU 7-11 拓殖大学


TOTAL

ICU 17-11 拓殖大学

 

 

<最後に>

ついに2024年秋シーズン初となる勝利の姿を皆様にお見せすることができました。日頃より温かいご声援を賜り、心より感謝申し上げます。重ねて、休日にもかかわらず八王子の地まで足をお運びいただきました皆様にも、深く御礼申し上げます。皆様の応援もあり、試合全体を通して非常に良い流れでプレーを運ぶことができた試合であったと感じます。一方で、次節に待ち構えるのはリーグ内トップの勝ち点を誇る一橋大学です。今節、最終クオーターでうまく流れを持ちきれなかったことも踏まえ、より一層の奮闘が必要かと存じます。今回同様の良い試合をお届けできるようさらなる対策を講じてまいりますので、引き続き暖かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 記録委員 古坂 野乃

 

20241027ICUフィールドにて開催された、2024年度シーズン第4節芝浦工業戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.10.27

場所 ICUフィールド

K.O. 12:30

形式:12分正式、ハーフタイム10

 

試合結果

ICU vs 芝浦工業 Q             

Q     10

Q    

Q    

 

      1417

 

 

 

<第1クオーター>

今シーズン唯一となるICUでのホームゲーム、芝浦工業大学との試合はICUKCから始まった。いきなりKCでオンサイドキックを試みるが、失敗し芝浦工業大学の攻撃となってしまう。ディフェンスでは#51川口や#30宮内らの奮闘により、相手をわずか3ヤードの前進に抑え、 攻撃権をICUに移す。オフェンスプレー最初のシリーズでは、#7松浦の28ヤードに及ぶランプレーで好調な滑り出しとなる。続くように、4回連続でのフレッシュを更新し、序盤で試合の流れをつかむことに成功。しかし、ゴール前11ヤードでの4th downギャンブルでは、ファーストダウンを獲得できず攻撃権が芝浦へと移る。そこで魅せたのは#69大川。相手のファンブルボールに食らいつき、敵陣20ヤード地点で見事ターンオーバー。エンドゾーン目前で始まったICUのオフェンスでは、芝浦側の反則に加え、#2新井による7ヤードゲインもあり一気に残り2ヤードまで前進する。続く2nd down、今節一本目として出場する#1QB永井からボールを受け取った#7松浦はエンドゾーンまで駆け抜け見事タッチダウン。#11入山は安定のフィールドゴールを成功さ

せ、7点がICUに追加される。その後は相手の攻撃を封じ込み、攻守交代した時点で第1クオーターが終了する。

ICU 芝浦

<第2クオーター>

50ヤードからの2nd downのシチュエーションで始まった第2クオーター。#1永井から# 2新井へのスクリーンパスが決まり、18ヤードのゲイン。続く攻撃で、#7松浦の13ヤードのランも決まり、着々とファーストダウンを更新していく。あっという間にエンドゾーンまで残すところ5

ヤードまで進んだ。最後は#1QB永井が自らエンドゾーンまでボールを運びタッチダウン。#11入山のFGも決まり、さらに7点が追加され14ー0でICUが試合を有利に進める。その後の芝浦工業の攻撃では、一度フレッシュを許したが、#0眞保のQBサックも決まり2度目のシリーズで相手を4th downのパントシチュエーションへと追い込み攻守交代。完全に流れを掴んだと思われた ICUだったが、続くICUの攻撃で4th downパントをファンブルし芝浦にボールを奪われてしまい攻撃権を失った。直後の芝浦のオフェンスプレーでは、立て続けにパスを決められタッチダウンを許


オフリターンをしたかと思われたが、惜しくもボールをファンブルしてしまい攻撃権は再び芝浦のものとなった。#69大川や#0眞保らの力強いタックルも見られたが、相手の勢いを抑えきることはできず、残り15ヤードの地点で芝浦がFGを選択。キックは成功し、さらに3点を追加され、 ICUが4点リードした状態で前半終了。

 

ICU 10 芝浦

 

<第3クオーター>

流れを取り戻したいICUであったが、後半戦最初のシリーズでインターセプトされ、早々に攻撃権は芝浦へ移る。しかし、続くディフェンスでは#59加藤が巧みなタックルを見せ、ボールをファンブルさせる。そのボールをカバーしたのは#51川口。ターンオーバーしICUのオフェンスとなる。その後の攻撃では、うまくヤードを伸ばすことができなかったものの、自陣48ヤードからの 4th down パントキックでは、#11パンター入山が素晴らしいパントを決め、相手を自陣4ヤードからの攻撃へと追い込む。好調かと思われたICUだったが、芝浦の巧みなパスオフェンスに翻弄され、タッチダウンを許してしまう。その後のFGも決められ、芝浦に逆転されてしまう。ICUへと攻撃権が移ったところで第3クオーターは終了。今節最後のクオーターへと突入する。

ICU 芝浦

 

<第4クオーター>

ついに最後のクオーターを迎えた芝浦戦。なんとしても逆転したいICUオフェンスは、  着々とランでヤードを押し進め、3回のフレッシュ更新に成功する。しかし、芝浦に攻撃権が渡っ

た時点で試合時間は残り6分を切っていた。ターンオーバーを狙いたいディフェンスであったが、芝浦からボールを奪うことができないまま刻々とゲームクロックは進んでいく。芝浦オフェンスは時間を目一杯使い、ICU観客席には重たい空気が流れた。その後は攻撃権を奪いきれないまま審判の笛が試合終了を告げた。

 

 

ICU 芝浦

 

TOTAL

ICU 1417 芝浦

 

 

<総評>

唯一のホーム開催となった今節芝浦戦には、OB/OG、保護者の方々をはじめ、多くの観客の皆様にお越しいただきました。序盤ではスムーズにタッチダウンを決め、好調に見えた今節でしたが、またしても敗北の姿をお見せしてしまいました。2部自主残留のかかった次節拓殖大学戦では、皆様に良い結果を報告できるよう今後とも練習に励んでまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

 記録委員 古坂 野乃

OB/OG 各位

 

20241013、東海大平塚フィールドにて開催された、2024年度シーズン第3節東海大戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.10.13

場所  :東海平塚フィールド

K.O. 10:30

形式:12分正式、ハーフタイム10

 

試合結果

ICU vs 東海

Q    

Q    

Q    

Q         10

 

<第1クオーター>

今シーズン三戦目となる東海戦は、彼らのホームグラウンドである東海大平塚で行われた。一試合目、二試合目の反省点を徹底的に研究し今回の試合に臨む。東海大学のKCにより試合が開始され、2年の#1 永井がリターン、敵陣13ヤードからのオフェンスが始まった。今回の東海大戦では一本目QBとなった#1 永井から4#7 松浦へのピッチが決まり、松浦の見事なランプレーでフレッシュを更新する。敵陣22ヤードからの1st down2#2 新井のランをオフェンスラインが押し込む形で9ヤード前進する。1st down更新まで残り4ヤード、1#10 笹崎の確実なランプレーでフレッシュを獲得した。オフェンス開始後三プレーで1st downを二回も更新し、波に乗るICUオフェンスは、再び#7 松浦のランプレー。さすがの東海大ディフェンスも集まりがはや

く、4ヤードの前進にとどまる。しかしその後も着実にランプレーを積み重ね、自陣48ヤードまでの前進に成功する。専修戦から大きく転換し、40秒計の時間を最大限に活用、ランを活用しながら確実にゲインしていくプレースタイルは功を奏した。そして自陣48ヤードからの2nd downはフレッシュ獲得まで残り7ヤード。本戦はじめてのパスをするが、ボールはパスターゲット4#19 伊藤の空中を抜け、失敗に終わる。次のプレーは再びランプレーに切り替え、QBランを選択したものの敵のディフェンスラインに阻まれ2ヤードの後退を許す。50ヤードから3rd down、フレッシュ獲得まで残り12ヤードを要するICUは、3#11 入山にQBを交代し、ロングパスを選択した。しかしボールは専修大学の手へ、インターセプトとなりICUはディフェンスへと回る。東海大学のランプ レーが二連続で続き、9ヤードの前進を許すが、相手側の反則による5ヤードの東海大学の罰

退、そしてQBのランを確実なタックルで止め、4th downをパントへと追い込んだ。その後東海大学はパントを選択し、ICUオフェンスが始まる。ICUは自陣25ヤードからのスタート、1st down#7 松浦が順調に4ヤードをゲインした。次の攻撃ではパスを投げるよりも東海ディフェンスの上がりが早く、サックされてしまった。東海大学攻撃の3rd downではQBのスクランブルを止めることができず、大きなゲインをゆるす。G前残り6ヤードまで追い込まれたICU、奮闘するものの最後はパスプレーによりタッチダウンを取られる結果となった。そのままFGも決められ、ここで1Q 終了となる。

Q


ICU 0 - 7 東海大学

 

 

 

<第2クオーター>

東海大学KCを経てICUに攻撃権がうつるが、焦らずじっくりと攻めるスタイルを貫くICU3#0 眞保のランでロングゲイン、フレッシュを獲得する。ところが次の1st down獲得はできず東海オフェンスとなった。ICUディフェンスは#7 松浦や#0 眞保など、高学年のプレイヤーの確実なタックルが目立ち、東海大学にはフレッシュ獲得を許さなかった。次のICUオフェンスはQB#11 入山に交代し順調にヤードをゲインするが、2nd down#1 永井がファンブルしたボールを東海大学がキャッチし、予期しない形で攻撃権は相手に渡う。東海大学オフェンス3rd downでの攻撃はパスプレー、2#30 宮内は相手レシーバーに追いつくことができず、東海大学はロングゲインに成功した。じわじわと攻められるICUであったが東海大学は25ヤード地点からのFG     チャレンジ、蹴られたボールはHポールにあたり弾かれたことにより失敗に終わった。対してICUのオフェンスでは、#51 川口のホールディングにより10ヤード罰退があるなど、第2クオーターでは両チームとも得点はなく、我慢の時間が続く展開となった。

Q

ICU 0 - 0 東海大学

 

 

<第3クオーター>

ICUKCでスタートした後半戦。#11 入山がキックをしたボールは22ヤード地点でキャッチされ、東海大学リターナーはICUからのタックルをすり抜けながら東海自陣45ヤードまでリターンする。東海大学はランプレー・パスプレーを織り交ぜながらICUディフェンスを翻弄させるが食らいつくICU。フレッシュ更新まで3ヤードを残す4th downでの東海大学キックはICU自陣4ヤード付近まで伸び、タッチダウンまで96ヤードゲインをしなければならない厳しいフィールドポジションで ICUオフェンス開始となった。なんとか追いつきたいICU2nd down #1 永井の見事なカットと判断力により超ロングゲインとなる38ヤードを獲得し一気に敵陣へと近づいた。しかし、その後は粘り強い東海ディフェンスに阻まれ、4th downで賭けのプレーという選択をするがフレッシュを更新することはできず、攻撃権は東海大学に渡る。一方でディフェンスに回ったICUは力強いディフェンスラインの防御によって東海大学のQBに大きなプレッシャーをかけ、フレッシュ更新を阻止し た。引き続きICUオフェンスは#1 永井の活躍によりまたしてもロングゲインを果たした。しかし3rd downではパスターゲット#81 松本へのパスが東海大学のパスカットにより失敗しフレッシュ更新には一歩至らなかった。その後も東海大学、ICU双方とも1st downを更新できないこう着状態が続き、第4クオーターに突入する。

Q

ICU 0 - 0 東海大学

 

<第4クオーター>

4クオーターは、自陣42ヤードからの攻撃で開始された。ICUは全てのdown#1 永井#10 笹崎などによるランプレーを選択し確実なヤードゲインを目指したが、集まりの早い東海大学のディフェンスに阻まれ、波に乗ることができない。次のチャンスに希望をつなぎ攻撃権を東海大学に渡すことになった。その後ICUも負けじと東海大学を抑え、双方一歩も譲らない展開。 ILB4#59 加藤による低いタックルやディフェンスラインリーダー4#69 大川の飛び込むような姿勢で相手のランプレーを阻み、最高学年としての意地を見せつけた。しかし東海大学は ICUディフェンスを出しぬくQBランで1st downを更新、敵陣へと突入し再び4回の攻撃権を得る。


その後も波に乗った東海大学はパスを成功させ、ゴールラインへと着実に近づいていく。なんとしてでもこれ以上のゲインは防ぎたいICUディフェンスはILB 2#81 松本と#59 加藤のブリッツで東海QBにプレッシャーをかけ、#69 大川が叩き落とすようなパスカットに成功する。圧力をかける ICUだが、東海大学の流れは止まらず、気づけばタッチダウンまで13ヤードと敵は目前に迫っていた。東海大学4th downの攻撃となり相手はFGを選択、あっけなく3点が追加され、点差は10となってしまった。そして東海大学のKCによって試合が再開される。自陣奥深くまで入り込んだ 東海大学のキックであったが、リターナー#1 永井によってICUは大きくヤードをとりかえすことができた。試合終了まで残り6分ほどになり、ICU4#71 石田の見事なキックアウトによって開けられたギャップに#2 新井が飛び込みフレッシュを更新、最後のチャンスにかける。しかし肝心2nd downで、QB#11 入山からパスターゲット#81 松本へと投げられたボールは相手コーナーバックにインターセプトされてしまった。その後意地のディフェンスを続けたICUは、新たなタッチ ダウンは防いだもののもう一度攻撃権は得られないまま試合終了の笛が鳴った。

Q

ICU 0 - 3 東海大学

 

 

TOTAL

ICU 0 - 10東海大学

 

【総評】

今までの二試合と比較するば、反則やミスは圧倒的に少なくなりオフェンスの完成度も高

くはなっているものの、あと一歩のところでタッチダウンまで持っていくことができなかった。二試合連続して0タッチダウンに終わってしまっている点において、やはり二部との差、そして自らの爪の甘さを痛感しているところである。しかしこの苦しい三試合を経て、ICU Apostlesはチームとしても、個人としても短期間で飛躍的に成長し、二部上位校から多くのものを吸収してきている。この成長スピードに期待し、次戦以降は更なる奮闘を期待したい。

 

【最後に】

平素より多大なるご支援をいただきありがとうございます。今年度は15年ぶりに関東リーグ二部に昇格したことを踏まえまして、グッズ販売やAmazon 欲しいものリストの作成など、大きくチーム編成を変更している最中でございます。夏に行われたApostles Family Dayや芝浦戦後に行わ れたApostles Homecoming Dayなど、OBOG方や部員保護者などが参加していただけるイベントを多く開催しております。シーズン中の試合はもちろんではありますが、このようなイベントにも足を運んでいただくことで、引き続き弊部にご関心と親しみをお持ちいただければと考えております。新たなグッズ販売なども行っておりますのでApostles公式インスタグラムから詳細をご覧ください。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。加えて本試合レポートの発行が遅れてしまいましたこと、お詫び申し上げます。大変申し訳ありません。

清宮寧生


 

OB/OG 各位

 

2024年9月28日、アミノバイタルフィールドにて開催された、2024年度シーズン第2節専修大学戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.09.28

場所  :アミノバイタルフィールド

K.O. 10:00

形式:12分正式、ハーフタイム10

 

試合結果

ICU vs 専修

Q    

Q    

Q    

Q     14  35

 

<第1クオーター>

2Aブロックにおいて最も強い専修大学との一戦、元BIGチームに打ち勝つことはできるだろうか。ICUKCから試合が開始された。専修大学のリターンを#81、2年松本がセンターライン付近で止め、専修大学のオフェンスが始まった。さすがは1部で戦ってきたチーム、一度パスが失敗したかと思ったが2nd Downではすぐにフレッシュ更新する。#59加藤や#69大川の見事なタックルと、集まりの意識もあり、フレッシュ更新まで9ヤードに抑えて迎えた3rd Down、ここで専修大学は脅威の46ヤードにも及ぶロングパスを見せつけ、シチュエーションは一気にG前1ヤードへと進んだ。試合開始から4分も経たない時点で最初のタッチダウンを許してしまった。FGキックも間も無く成功させ、7点が専修大学に追加される。ICUも負けじと専修大学にくらえつく。#19伊藤による19ヤードのキックリターンで自陣26ヤードからのファーストダウン。#11入山からのハンドオフを受け#1永井が持ち前の判断力ですり抜けていき、見事新たにファーストダウンを獲得。この流れを活かせるかと期待が高まったが、ICUはフォルススタートやインテンショナルグラウンディングの反則に加え、ファンブルをしてしまい自陣23ヤードの地点で攻撃権を専修大学へ渡すことに。前回の試合を彷彿とさせるプレーが目立つ。続くディフェンスでは3rd Downでわずか1ヤードの前進に止め、専修大学は22ヤードからFGを選択。ここもうまくプレッシャーを与え、新たな得点は抑えることができた。ICUのオフェンスへと移る。自陣28ヤードで迎えた2nd Down

、#11入山の鋭くはなったパスを目掛けて走るは#19、3年伊藤。27ヤードのロングパス

キャッチを披露し、フレッシュを獲得した。またもや流れに乗り切れず、ホールディングやフォルススタートの反則を取られてしまい、追い打ちをかけるように#11入山のパスはインターセプトされてしまう。不安な流れを打ち切るように#81松本と#59加藤が力強くタックルを決める。続く敵陣11ヤードからの専修大学の2nd Down、タッチダウンを狙って放たれたボールをエンドゾーン内でキャッチしたのはICU#19、4年伊藤、見事インターセプションを決めた。エンドゾーンでの ニーダウンは惜しくも認められず自陣1ヤードよりICUの攻撃がスタートする。ランを着々と通したところで第1クォーターが終了。

 

 

Q


ICU 0- 7専修大学

 

 

 

<第2クオーター>

インターセプトからのいい流れを作っていけるか、期待が高まる第2クォーター。#59センター加藤のスナップが大きく#11入山の手をそれてしまいファンブルに、リカバーしたのは専修大学     だった。ファンブルボールを拾い、そのままエンドゾーンへ走りぬけ、ICUは専修大学にタッチダウンを許してしまった。キックも成功でさらに7点が専修大学へと追加される。続くICUの攻撃。またしても#1永井の磨き上げられたランプレーで勢いをつけるとセカンドダウンで見事フレッシュ獲得。順調にヤードを進めるが1st Down獲得はならず攻守交代する。続いてのディフェンス最

初のプレーでは#51が見事なタックルで3ヤード後退させるなど、巧みなディフェンス力を発揮し専修大学にフレッシュ更新をさせないままオフェンスへと移る。1st Downではカットされかけた入山のボールをうまく#0眞保がキャッチし、見事22ヤード前進する。その後はコーチ陣との連携がうまくいかずディレイオブゲームの反則を取られるなど、乱れる場面もありつつ攻守交代する。

#7松浦が巧みなタックルで相手をロングシチュエーションへと追いやると、続く相手のパスプレーでは、QBの放ったボールを#0眞保がうまくカット。カットされたボールを#59加藤が見事キャッチしインターセプト。再び攻撃権を獲得し前半残すところ59秒となる。エンドゾーンへと距

離を詰めていきたいところだが、途中でサックされてしまい思うように前進することができないまま  1フレッシュで攻撃権は専修大学へ。#19伊藤や#81松本らがうまくタックルを決めていき、3rd Down 4のシチュエーションで、QBサックを狙った#0眞保が、QBの投げようとするボールを見事に弾いたところで前半終了の笛がなった。

Q

ICU 0-7 専修大学

 

<第3クオーター>

専修大学のKCでスタートした後半戦。#19伊藤が自陣10ヤードでキャッチしたボールを持ち、相手陣45ヤードまで走り抜けた。続くICUの攻撃、このシリーズではパスを中心に攻めるものの思うようにヤードは伸びない。ディレイオブゲームの反則も出してしまいフレッシュ更新ならずで攻撃権は相手に渡る。専修大学のオフェンスシチュエーション。ICUは4年を中心に#59加藤、# 19伊藤、#7松浦らが完成度の高いタックルを決めていったが、専修大学はそんなことでは動じず、みるみるランを通していく。あっという間に4回のファーストダウン更新をされてしまい、エンドゾーンまで残り14ヤードを残しての専修大学のファーストダウン。相手QBの放つボールはエンドラインを超えた地点でキャッチされ、またしても専修大学に6点が追加された。フィールドゴールも成功により、この時点で14点の点差が開いてしまう。流れをうまく掴みきれず、3rd Downでパスを試みるも、#11QB入山はターゲットを絞り込むことができず、サックを決められてしまう。今シリーズもフレッシュ獲得はならず、専修大学の攻撃で第3クオーターは終了。

Q

ICU 0-7 専修大学

 

<第4クオーター>

引き続き専修大学のオフェンス、2nd Down残り2ヤードから始まった第4クオーター。最初のプ レーでは#7松浦のタックルに加えて集まりもよく、1ヤードの前進で抑えることができたが、続く 3rd Downのプレーで惜しくもフレッシュ獲得を許してしまう。その後のシリーズではパスを試みる専修大学、#51川口の機敏なパスカットもありヤードは進まないまま4th Downへと追いやる。しかしボールオンはすでにエンドゾーンまで21ヤード、専修大学はFGを選択した。しかしここは


ラッキー、FGキッカーの蹴ったボールはHポールをやや左に外れ更なる得点の追加はなかった。続いてICUのオフェンス、ピッチプレーでは#10、1年笹崎がボールを持ち駆け抜けるが力及ばず相手のタックルに負けてしまう。その後もヤードは伸びずパントで攻撃権が終了。再び専修大学のオフェンスシチュエーションへ。#81松本が鋭い視野でリードブロッカーをかわしてのQBの力強いタックルを決めるなど、巧みなディフェンスプレーを披露したシリーズ。専修大学はフレッシュ獲得せずにICUの攻撃。ディフェンスでのいい流れを続けることはできず、パスが3回不成功での自陣97ヤードからのパントシチュエーションへ。#11パンター入山は力強くボールを蹴り上げるものの、エンドゾーンギリギリでのパントということもあり、続くディフェンスは30ヤードでの緊張感のあるシチュエーションとなった。ランをうまく食い止め、専修大学側にホールディングの反則も確認され、ロングのシチュエーションへと追いやることができたが、専修大学の3rd Down、フレッシュ獲得まで16ヤードを残しての専修大学のパスプレー。QBの精密なパスはエンドゾーンまで飛び、ワイドレシーバーがボールをつかむと同時にボールに手を伸ばしたのはICU#30、2年宮内。インターセプトが期待されたがボールを取り切ることができず、専修大学のタッチダウン成功となった。その後もICUはフレッシュ更新ができないまま攻守交代を繰り返し、専修大学は今クオーター5度目の攻撃。#7松浦のナイスカットも見られたシリーズだったが、G前4ヤードのシ     チュエーションは相手を止め切ることができずさらにタッチダウンを取られてしまう。試合時間は残り30秒を切ってのICU最後のオフェンス。#19伊藤の21ヤードに及ぶロングパスキャッチも見られたが、続く2nd Down10、#11入山の投げるボールが専修大学の手に渡ったところで

ゲームクロックの残り時間は0秒となった。

 

 

Q

ICU -14 専修大学

 

 

TOTAL

ICU -35 専修大学

 

 

 

ICUが最も恐れていた専修大学との一戦は、1得点もできずでの敗退となってしまいました。純粋なレベルの違いだけでなく、前回と同様の不甲斐ないミスのあるプレーも多く、改善できていないことを痛感する試合でした。主要メンバーの怪我も見られ、少々不安も残る結果となりましたが、心機一転し次節の東海戦へ向けて練習に励んでまいりますので引き続き暖かいご声援をいただけますと幸いです。

 

記録委員 古坂 野乃



OB/OG
各位

 

2024915、アミノバイタルフィールドにて開催された、2024年度シーズン第1節筑波大学戦の試合レポートです。

 

試合詳細

試合日:2024.09.15

場所  :アミノバイタルフィールド

K.O. 17:00

形式:12分正式、ハーフタイム10

 

試合結果

ICU vs 筑波大学 Q        

Q      

Q      

Q     13  1325

 

<第1クオーター>

ついに始まった2部で迎える2024年度シーズン。緊張と期待の高まる中、ICUは最初にKCを選択。#11入山の蹴り放つボールは滑らかな軌道を描き敵陣5ヤードでキャッチされると、すかさず#1、2年永井が巧みなタックルでリターンを食い止める。筑波大学は自陣14ヤードからの攻撃となった。ディフェンスでは#0、3年眞保による3回連続の見事なタックルで、フレッシュ更新を許さずICUは攻撃権を獲得する。今節最初のオフェンスではランプレーが出たかと思われたが、惜しくもホールディングの反則を取られてしまい早速ロングシチュエーション1st Down 20からのやり直しとなった。直後のプレーで8ヤードのランプレーを見せ着々と巻き返し、オフェンスターンが終了。続く筑波の攻撃、2nd Downで見せたのは#69、4年大川。機敏な動きでQBを捉え、今シーズン第一号のQBサックを披露した。その後は筑波に1st Dow更新を一度許してしまうも、# 19、伊藤や#59、加藤らの安定のタックルで順調に攻撃を食い止める。すると続くように#81、 2年松本が素早い判断力でボールキャリア目掛けて巧妙なタックルを仕掛け、そのまま2ヤードを押し返した。春練の成果は目に見えて発揮されているようだ。続いて攻守交代してICUのオフェンスが始まる。このオフェンスシリーズでは順調にランプレーを通すもフレッシュ獲得はならず、1シリーズで攻撃権を私てしまう。すると次の筑波の攻撃最初のパスプレー、筑波大学のQBが放つボールをキャッチしたのは#59、4年加藤。見事なインターセプトを見せた。ビジターサイドは一気に湧き上がった。この盛り上がりを続けていけるか期待が高まる中での再びICUのオフェンス。惜しくもリバースプレーでボールがファンブルしてしまい、10ヤード後退してしまい不安の残るところで第1クオーターが終了。

 

Q

ICU - 0筑波大学

 

 

 

<第2クオーター>


第1クオーターの不安な雰囲気を断ち切れず4th Down40ヤードからのパントキック。#19伊藤のスナップがQB#11入山の手を外れてしまい、ファンブルによる39ヤードものロスを見せてしまう。攻守交代して筑波大学のオフェンス。先ほどのファンブルの結果筑波大学はエンドゾーンまで残りわずか21ヤードの地点からの攻撃となる。#0眞保、#69大川や#77石田らが安定したタックルで相手の前進を食い止めるも、3rd Down10のシチュエーションで、見事なランプ

レーを決められてしまい筑波大学1回目のタッチダウン。FGも成功により、7点の追加となる。続いてのICUの攻撃はランプレーを試みたがなかなか思うようにヤードは進まず、フレッシュできずに攻撃権は筑波大学へと渡る。しかし今シーズンのApostlesはここでは終わらず、ディフェンスで追い上げた。筑波大学の1st Downでは#51川口が機敏な動きでQBサックを見せ、#81、2年松本も鋭い動体視力でキャリアを捉え、好調な流れを作り出した。この流れを繋ぐかのように、# 23渋川は、次の3rd Downシチュエーションで、見事にパスターゲットの動きを封じ華麗なイン

ターセプションを見せた。この勢いをタッチダウンへと繋げたいところだが、続くICUのファーストダウン、自陣6ヤードからのランプレー。#11QB入山からボールを受け取った#10、1年笹崎のてからボールが離れてしまいファンブルに。そのままボールはエンドゾーンへと転がり、セイフティを取られてしまう。順調かと思われた場面で不甲斐なく筑波大学へポイントのチャンスを与えることとなった。しかし気持ちを切り替えてディフェンスシチュエーション。悔しさをバネに怒涛のタックルを繰り広げるのはまたしても#69大川、#0眞保。眞保はキャリアをすぐさま捉えると、持ち前のパワーで相手を2ヤード押し返した。その後のパスプレーもうまく抑え込み、フレッシュを獲得させないまま攻撃権はICUへと移る。ここで#1、2年永井は今シーズン初となるQBとしての出場。自身のRBで鍛え上げられた持ち前のカットセンスでQBランを披露し、ロングゲインを連発させ

た。2プレー連続で1st Down更新に成功した時点で前半の2minへ入った。その後も筑波大学に攻撃権を渡すことなくフレッシュを続けていくが、TD獲得はできないままゲームクロックは第2クオーター終了をつげた。

Q

ICU 0-9 筑波大学

 

<第3クオーター>

ハーフタイムで気持ちを高めて挑む第3クオーター、筑波大学のKCで試合は再開された。力強く蹴り放たれたボールを5ヤード付近でキャッチしたのは#19伊藤、長年のリターナー経験で培ったスキルを活かし、敵陣40ヤードまで駆け抜ける見事なキックリターンを見せつけた。自陣60    ヤードからのICUの攻撃が始まると、またしてもボールがファンブルしてしまい、12ヤードのロスを許してしまう。その後もフレッシュ更新できず攻守交代する。続いての筑波大学の攻撃では#5 9加藤や#51川口が力強いタックルを決めるも、うまく止め切れずフレッシュ獲得を許してしま

う。その後の1st Downエンドゾーンまでの怒り6ヤードからの筑波大学のランプレーで、タッチダウンを取られ点差はさらに開いていく。続いてのICUのオフェンスシチュエーションではフォルススタートの罰則で5ヤード罰退した地点からのシリーズとなり、1st Down更新はならず攻守交代する。その後、再び攻撃権がICUへと移るとランで着々とヤードを推し進めていった。3rd Down、フレッシュ獲得まで残り5ヤードのシチュエーションで、#2新井のランプレーが滑らかに通ったと思われたが、ボールセキュリティーが甘かったか、またもやボールはファンブルし、ボールを取られてしまう。再び攻撃権が筑波大学に渡り、#30宮内が華麗なパスカットを見せ、筑波大学のパントプレーが終わったところで第3クオーターが終了。

 

Q

ICU 0-7 筑波大学

 

<第4クオーター>


ついに始まった最終クオーターは、ホールディングに続いてエンドゾーンを超えてしまったパントキックによるセイフティーなど、不調のスタートを切ってしまった。筑波大学はオフェンスシチュ

エーションにて次々とヤードを進めていき、ICUは負けじとタックルでくらえつくが、惜しくもタッチダウンを再び許してしまう。#19伊藤の安定のキックリターンで切り替え、オフェンスで巻き返しを測りたいところだ。しかしつづくICUのオフェンス、#入山の放ったボールは筑波大学の手に渡ってしまい、攻撃権が奪われた。ここで負けてはいられないICU。その意地が見えたのは、筑波大学の2nd Down、ロング13でのパスシチュエーション。筑波大学のQBの動きに目を光らせていた

#23渋川がこの試合2度目のインターセプション。このプレーをきっかけに試合の流れを取り戻したICU。ここから怒涛の追い上げが始まる。早速の1st Down、ランプレーではおなじみの#1永井、流石のスキルで25ヤードのロングゲインを見せつけると、その後の2nd Downのシチュエーションでは、#11入山と#19WR伊藤の見事なコンビネーションで、11ヤードゲインのパスプ

レーを成功させた。あっという間にG前シチュエーションへと持ち込んでの1st Dwon、残りはわずか8ヤード。パスを試みるもうまく通らずどうなるかと思われた4th Down、ここで見せたのは#11入山。スナップされたボールを持ちエンドゾーンまでQBランで駆け抜けた。今試合初のタッチダ ウンを獲得した。FGも成功させ7点が追加される。KCを終え、筑波大学のオフェンス。#81松本らがパワフルなタックルで相手を押し返すと、続く相手のパスシチュエーション。ここで#59加藤がインターセプションを決め、再びICUは攻撃権を獲得した。流れに乗ったICUはまたしても#1永井の勢いあるランプレーで19ヤード進めフレッシュ。続いてQB入山の鋭く放ったボールを目掛け、全速力で駆け抜けるのは#19伊藤、35ヤードに及ぶロングゲインを成功させ一気に敵陣20ヤードへと繰り出した。好調な入山は再び華麗なパスを見せつけ#81松本が安定の

キャッチを見せる。9ヤードのゲインを見せ、1st Downで残り9ヤードのシチュエーションでは、# 1永井の安定のランで見事タッチダウンに成功。惜しくもFGキックはHポールを外れてしまいここでは6点の追加となる。試合は2minutesへと入ろうとしている中、もう一度タッチダウンを狙いたいところだ。ICUKC、筑波戦に向け何度も練習してきたオンサイドキックを披露。小さく蹴られたボールを、永井がキャッチ。オンサイ成功で再びICUは攻撃権を獲得した。しかし好調だったパスは、短い残り時間での緊張からかうまく通らず試合時間46秒を残したところで攻撃権は筑波大学へ渡ってしまう。筑波大学のオフェンス、相手QBはニーダウンし、試合終了の笛が鳴った。

 

Q

ICU 13-9 筑波大学

 

 

TOTAL

ICU 13-25 筑波大学

 

 

順調な流れも多い中で、勿体無いミスが目立つ第1節筑波大学戦でした。不甲斐なさも感じますが、筑波大学を相手に12点差で終えられ、今後の試合への期待も高まりました。さらに、不調な中でもビッグプレーを成功させ、後半でもポジティブな雰囲気を取り戻せた点に関しては、 Apostlesの成長した部分だったと思われます。次節には、昨年度シーズンBIG8で戦っていた専修大学との試合を控えております。今回見つけた改善点も踏まえ、良い試合をお見せできるよう精進してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

 


 

記録委員 古坂 野乃